連載ダイビングコラム
ダイビング用スーツの選び方、ベテランダイバーが伝授!初心者必見!!
ダイビングを楽しむ上で欠かせないのがスーツです。
ダイビングはストレスに弱く少しのストレスが不安につながりダイビングを楽しめなくなってしまいます。
そこで正しいスーツ選びが大切になってきます。
初心者ダイバーの皆さんやこれからダイビングを始めようとしている方、スーツの購入をお考えの方必見です!!
ダイビングにおけるスーツの必要性 って??
そもそも水は空気よりも熱伝導が25倍も高いと言われています。
その為海水浴やプールなどで長時間水中にいるとすぐに体の熱が奪われてしまい
体が冷え切ってしまいます。
また、お風呂でもそうですが長時間水中に体が使っていると皮膚がふやけてしまいます。
海などで岩やロープなどでケガを防ぐ為にも必ずスーツが必要になってきます。
スーツの種類を知って快適にダイビングへ
より快適にダイビングするためには自分の体に合った正しいスーツを選ぶことから始まります。
ダイビングスーツにはドライスーツとウェットスーツと言うものがあります。
ドライスーツはスーツ、ブーツが一体となった体を濡らさず快適なダイビングが出来るスーツです。
服を着たままスーツを着ることが出来るので中に着るインナーを変えることによって保温性も
高められる構造になっています。
日本では主流のスーツです。
ウェットスーツは水着の上から着るスーツです。夏場やリゾートではほとんどがウェットスーツ
でダイビングを楽しむことが出来ます。
スーツを選ぶ中で一番大切なことはどこで潜りたいかということです。
例えば海外や沖縄のようなリゾートのみでダイビングを楽しみたいと言う方はウェットスーツ
伊豆や和歌山、など近場や冬もダイビングを楽しみたいと言う方はドライスーツを。
リゾートも行きたいし日本の海も楽しみたい、一年中ダイビングを趣味として続けたいと
言う方はウェットスーツとドライスーツの両方を持たれています。
自分のダイビングライフに合わせてスーツは選びましょう
スーツは規制サイズXS~XLのサイズでの販売もありますが、趣味として長くダイビングを楽しみたい
方はオーダースーツがおすすめです。
なぜならダイビングはストレスに弱いスポーツですので体に合っていないスーツだと本来の
保温と保護の機能が発揮されません。
ウェットスーツにはいくつかの種類があります
- フルスーツ:長袖、長ズボンのような上下が一体になっているワンピースタイプ
- シーガル:上下が一体となっていてい半袖になっているワンピースタイプ
- ロングジョン:上下が一体となっている袖がないワンピースタイプ(上がタンクトップのような)
- スプリング:上下が一体となっていて半袖半ズボンのようなワンピースタイプ
- ジャケット:上半身のみのスーツ。名前の通りジャケットのような形で前にファスナーが付いているタイプが主
- ツーピース:ジャケット+ワンピース(シーガルもしくはスプリング)
またスーツの生地は厚さが選べます。
主に3ミリ~5ミリで選ばれることがほとんどです。
主に海外や沖縄でのダイビングがメインの方は3ミリスーツでワンピースタイプのいずれか
(シーガル、ロングジョン)を選択する方が多いです
近場や沖縄、寒がりな人は5ミリスーツのフルスーツもしくはワンピースタイプタイプ3ミリとジャケット5ミリ
など自分のダイビングライフに合わせて選んでいます。
サーフィンのウェットスーツとダイビングのウェットスーツの違いは?
サーフィンをさせている方で「サーフィンで使用しているウェットスーツで
ダイビング出来ますか?」というお問い合わせが多いのですが
実際に海に入るということで使用は可能です。
ただオススメはしておりません。
なぜならサーフィンのウェットスーツとダイビングのウェットスーツでは用途が違います。
サーフィンをされる方は波に乗るために板の上に腹ばいになり両手で水をかいて前進するパドリングを行います。
そこから瞬時に立ち上がり波に乗るので、スーツに求めるものが『保護』と『収縮性』です。
さらにはサーフィンをする場所には水底が珊瑚で出来ているところもある為ダイビングより怪我がしやすいこともあります。
その為サーフィン用スーツはダイビングスーツよりも薄く、生地が伸びる素材で出来ています。
ダイビングのウェットスーツで大事なことは『保温』です。
サーフィン用のウェットスーツでダイビングを行う場合はスーツの生地が薄い為深場に行くほど寒くて
ストレスにつながります。
逆にダイビングのウェットスーツでサーフィンをしようと思ったときにダイビングのウェットスーツでは収縮性に優れていないので
パドリングをしたり瞬時に立ち上がったりするような動きがしずらいです。
快適に過ごすにはサーフィンにはサーフィンスーツ、ダイビングにはダイビングスーツがおすすめです。
お手入れの仕方をしっかりマスターして長年使えるダイビングスーツを!!
ダイビング後はスーツをすぐに洗いましょう。
ウェットスーツ
濡れたままで放置していると雑菌が増え劣化の原因になります。
スーツは真水でしっかりと海水や砂を洗い流しましょう。
ファスナー部分も潮が固まってしまうことがあるのでファスナー部分も
真水をかけて洗うようにしましょう。
また自宅に帰ってきたらお風呂屋大きな容器にスーツを入れて半日程度
付けておくとより砂や潮抜き効果があがります。
またウェットスーツ専用のシャンㇷ゚―がありそちらで洗うと消臭、除菌、劣化防止につながります。
ドライスーツ
ドライスーツはウェットスーツに比べて潮が付着しやすい箇所が多いので
こまめにシャワーで洗いましょう。
裏面は汚れが見られたりした場合や海水で濡れた場合は表同様に洗いましょう。
ウェットスーツ、ドライスーツ共に日陰干しし完全に乾いたら通気性の良い場所で保管しましょう。
保管する際は折りたたまず専用のハンガーにつるして保管しましょう。
ドライスーツはウェットスーツよりも重たいのでスーツが伸びてしまわないように
ブーツ部分が床につくようにして保管してください。
まとめ
ダイビングのスーツといってもたくさん種類がありますので自分のライフスタイルに合わせてスーツをお選びください。
自分のダイビングスーツをGETして快適なダイビングライフをお過ごしください!!
AQCIA DIVEHOUSEではダイビング未経験の方やスーツの購入を検討しているお客様一人一人に合った
ご提案が出来るよう努めておりますので不安やご質問等ございましたらお気軽にスタッフにお問い合わせください★
ダイビングツアーに参加するには?
AQCIA DIVEHOUSEではツアーを随時開催しています→ https://aqcia-diving.jp/
ダイビングライセンスを取るには?
AQCIA DIVEHOUSEのライセンス取得コースはこちら→https://aqcia-diving.jp//license/